城西大学創立50周年記念

新薬用植物園開園記念
薬用植物園便り

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概要

Overview

私たちは、医薬品と言うときれいに梱包されたカプセルや錠剤などを連想しますが、人類の歴史を振り返ってみますと、それらは薬用植物を起源とし、薬用植物から得られた物質をヒントに開発されたものが数多くあります。また、漢方医学では天然自然に存在する動植鉱物をそのまま、または簡単に加工して使用しています。従って、薬用植物は近代医学の発達した今日においても医学薬学領域の中で大変重要です。また、薬用植物には、観賞用として見るだけで、愉快な気分になるものも多く、普段何気なく見ている植物が薬用としても使用できることなどを知ると楽しくなります。

 

本学の薬用植物園は、学生への教育、研究材料、薬用植物の試験栽培および保存を目的として、1973年薬学部創設と同時に設立されました。設立以降、約800種の薬用植物を栽培しており、埼玉県指定天然記念物「ステゴビル」の保存栽培も手掛けています。また、一般公開を企画し広く地域社会の教育活動にも協力しています。

 

このたび、創立50周年記念事業の一環として薬用植物園が装いを新たに開園致しました。本展では、薬用植物園に栽培されている薬用植物について写真と解説でご覧いただき、併せて、生活の中に取り入れられた身近な薬草についてもご紹介していきます。

 

薬用植物の知られざる魅力を、本展を通して知っていただければ幸いです。

展覧会情報

Exhibition information

会期: 2016年3月8日(火)~
2016年5月7日(土)
観覧料: 一般300円、高校生以下無料
会場: 城西大学水田美術館 2階 
ギャラリー2,3
特別協力: 城西大学薬学部
監修: 城西大学薬学部 教授 白瀧義明
※開館時間: 10:00~16:00
※休館日: 日曜日?月曜日?祝日、4月30日(土)

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