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【埼玉坂戸キャンパス】全国最年少町長の小川知也鳩山町長の講演会が開かれました


28歳と全国最年少の町長である鳩山町の小川知也町長の講演会と学生との意見交換が10月11日、埼玉坂戸キャンパスで開かれました。昨年9月に「JOSAI HUB」としてグランドオープンした23号館の3教室を使って開かれた講演会には、藤野陽三学長や本学の学生、教職員ら約400人が参加、若さあふれる小川町長の話に聞き入りました。

小川町長は鳩山中学校から早稲田大学本庄高等学院を経て早稲田大学スポーツ科学部に進学。小中高は少年野球や野球部、大学ではラクロス部で活躍し、卒業後は東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドでフード開発販売部や経理部などを経験。衆議院議員の秘書を経て今年7月の町長選に立候補し現職と他の新人2人を大差で破り、全国最年少町長の座を勝ち取りました。

今回の講演会は、本学の藤野学長への表敬訪問話が出たのがきっかけ。小川町長の強い希望で、講演と学生たちとの意見交換が実現しました。

小川町長は藤野学長らと昼食を採りながら歓談した後、23号館の最新の講義室などを見学した後、講演に臨みました。「首長を志す 大学の教育を通じて」と題した講演の中で、大学に進学して良かったこととして①好きなことに没頭できた②夢を持つきっかけを与えてくれた③夢を応援してくれる仲間ができた――と紹介。高校時代に鳩山町の活性化の論文を書いたことで、「鳩山町が人生の軸になって、将来は町長になりたいと思うようになった」と明かしました。社会人経験で学んだこととしては、「笑顔」「挨拶」「感謝」「謝罪」を挙げ、人口減と財政難が続く町の現状を見て「スピード感を持って鳩山町を良くしたい。未来を変える選択肢の一人になろうと手を挙げた」と立候補の理由を説明。町長としての行動指針として「謙虚」「傾聴」「誠実」「対話」「勇気」を挙げ、「挑戦する勇気が一番大切」と強調しました。

そのうえで「夢を実現するための方程式」として①夢を語る②夢を応援してくれる仲間を作る③思考力×行動力=実現――の3つを紹介。「人生は一度きり。家に帰ったら、人生のゴールは何なのか、大学で何を学びたいのか、将来の夢は何なのか、ぜひ考えていただければと思います」と結ばれました。

講演後は学生との意見交換に移り、学生からの「めざす町づくりは」などの質問に対し、「数年後、明るくなった、生活しやすくなったというような今日より明日が良くなる町づくり。『日本一幸せを実感できる町づくり』をすることが私のゴール」などと力強く、かつ丁寧にお答えいただきました。

(広報課)

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