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【地域連携センター】2024年度城西大学公開講座 第4回「医療?健康?介護のデータとその利用」を開催しました


 城西大学および城西短期大学では教育研究の成果を広く地域に開放し、高度化、多様化する地域住民の学習意欲と地域社会のニーズに応えるために公開講座を開講しています。
 2024年度は「現代社会を健康で豊かに過ごそう」のテーマで4講座を開催しました。

 2024年9月25日(水)は第4回目「医療?健康?介護のデータとその利用」を開催しました。

 今回の講座を担当するのは、城西大学理学部数学科の横田治夫特任教授。2025年4月に城西大学紀尾井町キャンパスに新設する理学部情報数理学科の準備中で、情報数理の面から医療?健康?介護に関係するデータをどのように利用するかについての話でした。
 社会の情報化が進むことで様々な所で蓄積されるデータ量も増えており、保存された大量データに基づく解析結果が多くの場面で役立っています。「これを買われた方はこちらも買われています」といった推薦も、そのような解析結果利用の一例です。
 病院においても、カルテをはじめ治療に関連する多様な対象の電子化が進み、医療の効率化に役立っています。それとともに、保存された大量の電子カルテを解析して情報処理による医療支援につなげる試みも行われています。さらに、血圧、体重等の自宅や介護施設で計測される日々のデータも解析の対象となり、個人情報やプライバシー保護を考慮した情報数理による医療?健康?介護分野への貢献が期待されています。

 今回ご参加いただいた受講生の感想を一部紹介しますと「大変有意義な講座でした。数学的な説明はわかりやすく自分も家族にも伝えやすい説明でした。ありがとうございました。この様な情報を参考に自分が受けたい医療や介護を受ける事に抵抗なく、平等に受けられる社会になればいいなぁーと思いました。」「お世話になりました。情報化社会と言われますが、一人ひとりの行動がデータとして集められ分析され、色々な場面で使われていることに驚きました。明るい未来幸せのために活用されることを願います。情報工学という分野について少し知ることができました。ありがとうございました。」という感想がありました。

 閉講式では、倉成正和副学長より閉講の挨拶がありました。
 今年度は225名申込みがあり、112名が全4回を皆勤。その内の代表者が倉成副学長より修了証書を受領し、皆勤者には後日郵送することになりました。

 次年度も開講予定です。今回ご参加いただいた方は是非とも、そして、興味がある方もご参加をお待ちしております。
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