薬学部では今年50周年を迎え、城西大学水田美術館にて10月30日～11月10日まで薬学に関連する企画展示が行われました。
そこで、薬学部薬学科（6年制）の4年生のプロジェクト基盤型学習科目のコミュニケーション体験演習（YY必修科目）におけるプロジェクトの一つ、『薬学部50周年企画展示プロジェクト』では、城西大学水田美術館の方々、薬学部３学科（薬学科、薬科学科、医療栄養学科）の先生方と協働活動を行いました。薬学部50周年企画展示は『薬用植物図鑑』と題し、来館者の方々に生薬に関連する植物等を紹介、身近に感じて頂くことを目的として、このプロジェクトを選択した学生は、ポスターのデザイン案の考案、生薬を利用した薬膳レシピを考案し、紹介させて頂きました。また、生薬を使ったオリジナルの箸置きも作成し、11月3日、4日に各日先着50名の来館者の方々にプレゼントもさせて頂きました。※ポスターの絵柄はA4サイズのクリアファイルにも作成し、来館者の方々にノベルティとして配布させて頂きました。そして、薬草風呂の素となる浴湯料作り体験の受付も一部体験させて頂いたりと、係を決め、準備していきました。プロジェクトを選択した4年生10名は、城西大学学園祭『高麗際』の11月3日、4日に館内にて、美術館の方々、薬学科の先生方と共に、来館者へのご案内を経験させて頂きました。予想を超えた多くの来館者の方々にお越し頂き、学生達は、最初は緊張していたものの、準備しておいたこと、また臨機応変にも行動ができ、様々な年齢層の方々や地域の方々との交流を介して、色々なお話をすることができ、貴重な経験となったことと思います。企画を行う様々な機関の皆様との協働活動、仲間と議論してより良いものを創造していったこと、来館者の皆様へのご案内の経験は、学生の成長の一つとして培われていったことでしょう。
　最後に、美術館の皆様、薬学科のご担当の先生方、プロジェクトの学生達を温かくご支援頂きまして、どうもありがとうございました。