威尼斯赌博游戏_澳门威尼斯赌场

图片

グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


全自動高速アミノ酸分析装置 JLC-500/V


機器名?型式 生体分子間相互作用解析システム
全自動高速アミノ酸分析装置 JLC-500/V
メーカー名 日本電子(株)
納入会社名 竹田理化工業(株)
機器管理責任者 清水 純 (所属)薬?分子栄養学講座(内線6565)
設置場所 機器分析センター107室
文部科学省助成機器
納入年月日 2005年3月25日
測定責任者

本システムの特色と性能

生体分子あるいは薬物?毒物?食品成分の相互作用を分子レベルで高精度に定性および定量するのが本システムである。本システムは1. タンパク質の質量とその構造解析、2. 物質間結合の強度?速度?濃度?特異性の解析、3. 核酸の定量、4. アミノ酸の定量からなる.本システムは、以下の機器から構成されており、それぞれの特徴と性能は以下のとおりである。

1. 本機の特色と性能

本アミノ酸分析機は展開液にクエン酸緩衝液、分離系に強酸性陽イオン交換樹脂カラム、検出系にニンヒドリン反応に対する吸収(440nmおよび570nm)を利用し、アミノ酸のルーチン分析に適するように設計された液体クロマトグラフである。本機の基本性能として分析時間は加水分解アミノ酸で25分、生体アミノ酸の場合で110分、検出限界は10pmol、但し通常は500~1000pmolレベルで運転している。また冷却器付きオートサンプラーを備え96検体までの連続自動分析が可能で、分析データはすべてコンピュータのハードディスクに保存されるので後日の再解析も可能である。
  1. 本機の基本構成と仕様は次のようになっている。
    展開液:7種、ステップ切り替え(ロータリーバルブ)、保冷庫付き
    送液ポンプ:位相制御パルスシングルポンプ
    オートサンプラー:96検体、1~200μl可変、電子冷却器付き
    分析カラム:タンデムカラム、多段積層圧力分散形、恒温槽付き(30~70℃)
    反応槽:パルスミキシング法、35~150℃
    吸光度検出器:ハロゲンランプ、グレーティング方式、440、570、690nm
    データ処理機:Windows XP、17インチカラーディスプレイ

  2. 部分分析
    GABA分析:高分離系120分が25分で分析できる。
    ビタミンU分析:高分離系100分が25分で分析できる。

2. 使用規定および使用上の注意

  1. 機器の運転は原則として、管理者または管理者により委任されたものが行なう。
  2. 利用者は各種実験書を参考にして試料を調製し、管理者に分析依頼をすること。
  3. 試料調製上の注意
    • 除タンパク質、除核酸および脱脂
      分析試料中にはタンパク質、核酸および脂質が含まれていてはならない。カラムに吸着して性能を劣化させる。特に生体からの抽出試料を加水分解せずに分析する場合は実験書を参考にして前処理操作が必要である。

    • 試料希釈用緩衝液とメンブランフィルターによるろ過
      アミノ酸試料は試料希釈用緩衝液(pH2.2、0.2M Na)で溶解し、孔径0.45μm以下のメンプレンフィルター(ミリポア?カラムガードSJHVOO4NS等)でろ過後、専用のサンプル容器に入れパラフィルムで封をする。試料を溶解した際、目で見て不溶物が観察されない場合でも必ずろ過を行うこと。

    • 試料中の塩類とアンモニア
      0.1M以上の塩類の存在はクロマトグラフを乱す場合がある。また高濃度のアンモニアが存在する場合は、出来る限りの除去操作を行ってから試料用緩衝液に溶解すること。アンモニアのピークで試料濃度が制限されてしまい、目的アミノ酸が検出されない場合がある。

    • 試料の絶対量と液量
      検出限界は各アミノ酸当り約10pmol、定量限界は約100pmolであるが、5%以下の再現性を要求する場合は500pmol以上の試料が必要である。また分析液量は可変に設定できるが通常50μlをインジェクトしているので、最少100μl必要となる。試料量が十分にある場合は専用のサンプル容器に200~300μl入っていると取り扱い易い。

3. 使用者小委員会の構成

現在のところ設定していない。
  1. ホーム
  2.  >  機器分析センター
  3.  >  主な機器?設備のご紹介
  4.  >  全自動高速アミノ酸分析装置 JLC-500/V